画像・動画生成

ComfyUI用GPUを買う前に、作りたい一枚を決めましょう

GPUを替える前に画像保存までworkflowを完成させます

ComfyUIはモデル、サンプラー、画像保存の機能をノードでつなぐ画像生成ソフトです。プロンプト1を入力すると接続した順序で画像を生成し、編集や拡大もできます。GPU2を買い替える前に普段使うワークフローを保存し、最終ファイルを完成させるまでの時間を比べます。

デスクライトを画面右側に置き、左側にタイトル用の余白を作る画像を考えます。まず基本生成で構図を確認し、使える結果が得られてから必要な修正や拡大を追加します。最初からinpaint・制御モデル・複数枚生成をまとめて追加すると、結果や機器の限界が何に起因するか分かりにくくなります。

実行条件と要点
  • 基本生成を1枚保存し、必要な修正と拡大を順に追加します。
  • 生成・再試行・編集・拡大・保存時間を個別に記録します。
  • ファイルやnodeのエラーはGPU速度問題と分けて診断します。

基本生成と製品写真の編集は別のworkflowです

まず背景を新規生成するのか、既存の製品写真の一部を編集するのか決めます。同じ製品でも人物の一貫性や写真の一部を維持する必要があれば、inpaintや追加制御で構成が変わります。初回テストは目的を一つに絞ると、モデル・encoder・decoder・custom nodeの接続を確認しやすくなります。

構図が合わない場合はプロンプトとモデルの選択を見直します。グラフが途中で止まる、ファイルやノードが見つからない場合は実行環境を確認します。望む画像が出ない場合とソフトが動かない場合では、対処する問題が異なります。

撮影台のマグ、同じマグを映すモニター、森と湖の絵、色ブロックの接続図が一緒に見えます。
新しい背景の生成と既存の製品写真編集は別の作業です。

解像度と生成枚数は一度に一つずつ変えます

基本graphが動いたら構図と細部のどちらを改善するか決めます。タイトル余白が狭ければ比率や配置を変え、構図が合っていて表面の細部が足りなければ解像度を試します。出力サイズを上げるだけでは余白は生まれないため、動作したgraphと設定を保存し、枚数や追加制御を固定して値を一つだけ変更してください。

どのモデルも任意の低解像度で良い結果を出せるとは限りません。workflowの案内範囲内で変更し、構図と細部を確認してください。エラーが出たら最後に変更した値を戻し、graphが復旧するか試します。その設定だけ失敗する場合はGPU不足よりoption互換性を先に疑えます。

候補を選んだ後に最終サイズへ拡大します

構図と製品位置が合う候補を選び、必要な出力サイズへ拡大します。小さな画像で先に選ぶと不要な大画像の再生成を減らせますが、upscalerやtile処理を追加すると時間とメモリも必要です。

拡大後は製品の輪郭や表面の細部が自然か、見出しを置く余白が残っているかを確認します。最終ファイルを保存して実際のページで使う大きさで見ると、再編集や拡大のやり直しが必要な部分が分かります。

pixel状の風景から大きな絵へ矢印が伸び、手が拡大鏡で結果を確認しています。
拡大後に製品の輪郭とタイトル余白を再確認します。

同じ条件で編集・保存までの全工程を計測します

機器比較では同じモデルファイル・node構成・prompt・解像度・生成枚数を使います。基本生成・再試行・部分編集・拡大・保存を分けて記録すると、待ち時間の発生箇所を特定できます。エラー・OOM・長い待ち時間は原因が異なるため、停止nodeと最後に追加した設定も記録してください。

画像ごとに判断する作業では、次の候補を見て修正するまでの遅延が重要な場合があります。複数枚を予約生成するなら処理量がより重要かもしれません。custom nodeはコードを実行するため提供元と版を確認し、nodeやモデルファイル不足をGPU比較と混同しないでください。

workflowと使用モデルファイル、custom nodeの提供元・版を保存し、最初からページ用ファイルまで完成させます。現在の機器で画像は作れるものの反復待ちが編集を中断する、または必要機能がメモリ不足で動かない場合にupgradeを検討してください。候補機器でも保存graphをそのまま再現し、編集・拡大・保存まで比べます。

風景カードを見る人の前で色ブロックの経路がコンピューター上の絵につながっています。
保存したgraphで最終ファイルまで実行してから購入を判断します。

GPUを替える前にComfyUIの構成を確認する

FLUX.3 Klein distilledテンプレートは拡散モデル3、テキストエンコーダー、VAE4が必要で、任意のプロンプトアップサンプラーは別のQwen3.5 9Bファイルを読み込みます。8GB RTX経路はINT8対応です。メモリに余裕がない場合は、まずアップサンプラーノードを無効にし、被写体、場所、構図、光をプロンプトに直接書く方法を試します。ComfyUI FLUX.3 Kleinガイド

初回と再実行を分けて記録する

初回のQueueと、同じプロンプト・キャンバスサイズ・batch設定で行う2回目のQueueを別々に計時します。メモには「初回の経過時間」「2回目の経過時間」「設定」を分けて残し、2回目も完了後にComfyUI/output/を開いてPNGの保存を確認します。GPUを替える前に出力サイズ、batch数、アップサンプラーを一つずつ調整し、どの変更でメモリ不足が解消するか記録します。

用語の注釈

  1. プロンプト — モデルに送る入力文です。生成モデルでは作りたい結果を説明する文になり、出力の構成や内容を大きく左右します。

    本文に戻る
  2. GPU — 多くの計算を並列に処理するプロセッサーです。AIモデルの実行ではモデル計算を担います。

    本文に戻る
  3. 拡散モデル — 学習時にデータへノイズを加えて元に戻す過程を学び、生成時にはノイズからデータを作るモデル群です。画像・音声・動画の生成に使われます。

    本文に戻る
  4. VAE — Variational Autoencoderの略です。入力を圧縮した潜在表現に変換したり、その表現から出力を復元したりします。

    本文に戻る

よくある質問

この記事で最初に確認すべきことは何ですか?
ComfyUIはモデル、サンプラー、画像保存の機能をノードでつなぐ画像生成ソフトです。プロンプトを入力すると接続した順序で画像を生成し、編集や拡大もできます。GPUを買い替える前に普段使うワークフローを保存し、最終ファイルを完成させるまでの時間を比べます。
必要なメモリはどのくらいですか?
構図と製品位置が合う候補を選び、必要な出力サイズへ拡大します。小さな画像で先に選ぶと不要な大画像の再生成を減らせますが、upscalerやtile処理を追加すると時間とメモリも必要です。