画像・動画生成
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ComfyUIのPC要件:VRAM 8・12・16・24GBの選び方
ローカル画像・動画生成にはどれくらいのVRAMが必要?
VRAM1はGPU2がモデルと計算中の画像・動画データを保持するメモリです。生成中は重みに加えて中間データも領域を使います。ComfyUIでまず1枚を保存し、解像度と生成枚数を別々に増やすと、装置で処理できる範囲とメモリ不足になる工程が分かります。
デスクトップ用の風景画像を作るためComfyUI workflowを開くと、モデル本体とtext encoderが読み込まれ、samplingの後にVAE3がlatent表現をpixel画像へ変換します。段階ごとに必要な作業領域が異なるため、モデル準備完了の表示が出ても画像計算や最後のdecode4でメモリ不足になることがあります。
ファイルサイズは保存容量の目安として使い、実際の作業ではどの段階まで完了するかとGPUメモリのピークを確認します。以下では小さな画像から始め、解像度・batch・offload5を一度に一つずつ変える方法を説明します。
モデルファイル容量と生成中のメモリを分けて考えます
Qwen-Image 2.1ではUnsloth Q4_K_M生成モデルが約4.2GB、Q4 text encoderが約5.15GB、専用VAEが約0.68GBです。いずれもdisk上のファイル容量で、3つを保存するには約10GB必要です。生成時には中間bufferや他のアプリ用メモリも必要で、構成要素を同時に読み込むか段階ごとに切り替えるかは配布方式によって異なります。
sampling bufferが足りないと画像計算中に停止し、sampling完了後もVAEが画像を復元する領域が不足することがあります。logで読み込み・sampling・decodeのどこで止まったか確認すると、モデルの量子化6を変えるか、画像サイズや同時作業を減らすか判断しやすくなります。

解像度とbatchをそれぞれ別に試します
縦横をそれぞれ2倍にするとpixel面積は4倍になりますが、ピークメモリや生成時間が正確に4倍になるとは限りません。モデル内部の表現、attention7実装、tile分割、upscale、decode方式も増加量に影響します。
低解像度の風景は保存できるのに目標のdesktopサイズでsampling中に失敗する場合、同じworkflowを小さいサイズへ戻して実行します。小さい画像は成功し、大きい画像だけ停止するなら、解像度に応じた作業領域がボトルネックの可能性があります。原因を絞るためモデルファイルなど他の設定は変えません。
目標サイズの画像1枚は作れるのに同じ風景を4枚batchで作ると失敗する場合、まずbatchを1に下げます。複数候補を同時に保持すると、4枚を1枚ずつ生成するよりピークメモリが大きくなることがあります。画像1枚の完成と候補4枚の同時生成は別のメモリ条件として考えます。
画像batchと動画フレームではメモリ負荷が異なります
画像batchは複数候補の中間データを同時に保持します。動画ではフレーム8間の時間関係も計算するため、フレーム数・時間圧縮方式・解像度が作業領域に影響します。画像1枚分のメモリに動画フレーム数を掛けるだけでは、モデルがフレームをまとめて処理する方式を見落とすことがあります。
動画では対象モデルの実行経路と対応フレーム条件を先に決め、短く低解像度の処理1件から始めます。その後フレーム数かサイズを一つずつ変え、モデル読み込み・生成中のピーク・保存完了・再生を記録します。ここでは画像1枚の例を扱うため、動画メモリは対象モデルの別の実行記録で判断します。
offloadはVRAMを節約する代わりに転送時間が加わります
一部runtime9はGPUメモリに収まらない構成要素をhost RAM10に置き、必要時に転送するoffloadに対応します。大きなモデル構成を実行できる場合がありますが、RAMとCPU-GPU間転送も使います。CPU11で計算するoffloadと、重みをRAMに置いてからGPUへ送る方式は異なるため、設定説明とlogで実際に移動する項目を確認します。
PCのシステムRAMは専用VRAMとは別です。12GB GPUと64GB RAMを足して76GB GPUのように扱うことはできません。Macのユニファイドメモリ12はCPUとGPUが共有する物理メモリですが、OSや編集アプリも使います。workflowが読み込めるか、許容速度で繰り返せるかをそれぞれ実際に確認します。
offload後に待ち時間が増えた場合、モデル読み込み・sampling中の反復転送・システムRAM不足によるdisk swapを分けて調べます。同じ風景とprompt13を保ち設定を一つだけ変えると、実行できるだけなのか継続利用できる速度なのかを見分けやすくなります。

8・12・16・24GBを次の試験を選ぶ目安にします
VRAM容量だけで特定モデルの動作を保証することはできません。モデルファイル、精度、text encoderとVAE、解像度、画像枚数、フレーム数、runtimeもピークメモリを左右します。以下の表は速度や最大使用量の測定結果ではなく、各容量帯で試す作業の出発点です。
8GBでは小型画像モデル・低解像度・画像1枚で読み込みと生成を別々に試します。12GBでは反復生成や軽い編集を試し、画像入力や追加nodeを加えた後の余裕を記録します。16GBではモデルの選択肢を広げつつ1枚から始め、大型モデルの全体読み込みと動画は別途確認します。
24GBでは大型画像モデルの省メモリ経路や動画候補をさらに試せますが、必要な長さとフレームへの対応も確認します。64GB以上でもGPUメモリとRAMを単純に足さず、runtimeの分割・offload方式と必要なhost memoryを確認します。次の選択は表の数字だけでなく、自分のworkflowで繰り返し失敗する段階に合わせます。
| 専用VRAM | 最初の候補 | 拡張前に確認 |
|---|---|---|
| 8GB | 小型モデル・低解像度・1枚 | 大型モデルは量子化・オフロード対応を確認 |
| 12GB | 小型モデルの反復生成と軽い編集 | 画像入力・追加node後のメモリ余裕 |
| 16GB | 多様なモデルを試すが、まず1枚から | 大型モデルの全量常駐・動画は別途確認 |
| 24GB | 大型画像モデルの省メモリ経路・動画候補 | 動画の長さ・フレーム数・host RAM |

用語の注釈
VRAM — グラフィックカードのGPUが使うメモリです。モデルの重みや計算途中の値を保存します。
本文に戻るGPU — 多くの計算を並列に処理するプロセッサーです。AIモデルの実行ではモデル計算を担います。
本文に戻るVAE — Variational Autoencoderの略です。入力を圧縮した潜在表現に変換したり、その表現から出力を復元したりします。
本文に戻るトークンのデコード — 入力とそれまでの回答をもとに、次の出力トークンを順に生成する段階です。
本文に戻るオフロード — 容量が足りないとき、モデルデータの一部をGPUメモリからシステムRAMやストレージへ移して処理する方法です。データ転送が追加されます。
本文に戻る量子化 — モデルの重みや計算値を少ないビット数で表し、保存容量やメモリ使用量を減らす方法です。表現が粗くなるため、精度にも影響することがあります。
本文に戻るAttention — 入力トークン間の関連度を計算し、各位置の情報を現在の表現に反映するニューラルネットワーク演算です。
本文に戻るフレーム — 動画を構成する1枚の画像です。
本文に戻るランタイム — プログラムの実行時に必要な機能を提供するソフトウェア環境です。ローカルAIではモデル実行エンジンを指すこともあります。
本文に戻るシステムRAM — プログラムの実行中にデータを一時保存するシステムメモリです。
本文に戻るCPU — OSや一般的なプログラム命令を実行する中央処理装置です。AIでは前処理やデータ転送などの汎用処理も担います。
本文に戻るユニファイドメモリ — CPUとGPUが同じ物理メモリ領域を共有する構造です。
本文に戻るプロンプト — モデルに送る入力文です。生成モデルでは作りたい結果を説明する文になり、出力の構成や内容を大きく左右します。
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よくある質問
- この記事で最初に確認すべきことは何ですか?
- VRAMはGPUがモデルと計算中の画像・動画データを保持するメモリです。生成中は重みに加えて中間データも領域を使います。ComfyUIでまず1枚を保存し、解像度と生成枚数を別々に増やすと、装置で処理できる範囲とメモリ不足になる工程が分かります。
- 必要なメモリはどのくらいですか?
- Qwen-Image 2.1ではUnsloth Q4_K_M生成モデルが約4.2GB、Q4 text encoderが約5.15GB、専用VAEが約0.68GBです。いずれもdisk上のファイル容量で、3つを保存するには約10GB必要です。生成時には中間bufferや他のアプリ用メモリも必要で、構成要素を同時に読み込むか段階ごとに切り替えるかは配布方式によって異なります。
