実行プログラムと拡張機能

Wyomingで音声サーバーを分ける:文字起こしを別の機器へ移す

Wyomingは認証がないため、家の中のネットワークの中だけで開きます。

Wyoming1はHome Assistantと音声サービスが音声とテキストをやり取りするプロトコルです。文字起こしと合成を別の機器に置き、アドレスとポートで接続できます。ただし認証も暗号化もないため、信頼できるネットワークの中だけで使います。

実行条件と要点
  • Wyomingには認証も暗号化もないため、信頼できるネットワークでだけ使います。
  • 文字起こしと合成を別の機器に置き、アドレスとポートで接続します。
  • 重い文字起こしから移すと体感の差が大きくなります。

なぜ音声サーバーを分けるのか

文字起こしは音声を文字にする作業で計算を多く使います。Home AssistantがPiで動き、Whisperも同じ機器にあると、1文を処理している間は自動化の応答まで遅くなります。

音声サービスを別の機器へ移すと、Home Assistantは会話と自動化に集中できます。余っているミニPCがあれば、最初に移すのは文字起こしです。

ノートPCの横の机と棚に二台の金属製装置が置かれ、ケーブルが手前のスイッチボックスにつながっている
文字起こしを別の機器へ移すと、Home Assistantは会話に集中できます。

Wyomingは家の中専用

Wyomingはマイクの音と認識結果をやり取りするプロトコルです。設計上、認証も暗号化もないため、同じネットワークに入った機器は誰でも音声サービスへ接続できます。

そのためルーターでこのポートを外へ開けず、必要ならVPNで家の中に入って使います。信頼できない機器がつながるゲスト用ネットワークとも分けておくと安全です。

アドレスとポートで接続する

音声サービスを別の機器に入れて実行すると、そのIPとポートができます。Home AssistantのWyoming連携でそのアドレスを入れると、サービスが一覧に加わります。

同じネットワークなら自動で見つかることが多いです。見つからない場合は、固定IPを使っているか、ファイアウォールがポートを塞いでいないかを確認します。

マイクの横のノートPCに音声波形が表示されています
認証がないので、Wyomingを家のネットワークの外へ出さないでください。

何をどこへ移すか

計算が重い順は文字起こし、会話モデル、合成です。文字起こしはGPU2や余裕のあるCPU3がある機器へ、合成はPiに残しても十分です。

ウェイクワードはサテライトのボードで処理するほうがよいです。常時動く検知をサーバーへ移すと、ネットワークが切れたときにサテライトが使えなくなります。

遅延と安定性を確認する

音声サーバーを有線でつなぐと往復の遅延が大きく減ります。同じスイッチに挿せるならそうし、無線なら5GHz帯を使います。

更新や再起動の後は、3つのサービスがすべて動いているか確認します。1つでも止まっているとパイプライン4が静かに失敗し、話しても何も返りません。

Appleの小型デスクトップにつながれた仕切り箱から、色分けされたブロックが文書・画像・音声の作業へ分かれていく図
重い文字起こしから移し、ウェイクワードはボードに残します。

用語の注釈

  1. Wyoming — Home Assistantと音声サービスが音声とテキストをやり取りするプロトコルです。認証も暗号化もないため、信頼できるネットワークでだけ使います。

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  2. GPU — 多くの計算を並列に処理するプロセッサーです。AIモデルの実行ではモデル計算を担います。

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  3. CPU — OSや一般的なプログラム命令を実行する中央処理装置です。AIでは前処理やデータ転送などの汎用処理も担います。

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  4. パイプライン — 入力から出力まで続く処理段階のまとまりです。段階ごとに異なるモデルやツールを使うことがあります。

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よくある質問

この記事で最初に確認すべきことは何ですか?
WyomingはHome Assistantと音声サービスが音声とテキストをやり取りするプロトコルです。文字起こしと合成を別の機器に置き、アドレスとポートで接続できます。ただし認証も暗号化もないため、信頼できるネットワークの中だけで使います。