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TensorFoldとは?Mac・RTX・DGX Spark向けローカルモデル実行エンジン
TensorFoldはモデルを実行し、OpenAI互換APIで接続します。まず、使うモデルとハードウェアの組み合わせに対応したレシピか確認します。
TensorFold 1.0.8はMetal1またはCUDA2で対応チェックポイント3を実行し、OpenAI互換API4で回答を返します。Macの例ではTensorFold/Qwen3.8-27B-MLX-4bitとz-lab/Qwen3.8-27B-DFlash2をダウンロードし、サーバーを起動して/v1/chat/completionsへリクエストを送ります。対応するモデルと機器の組み合わせは限定されるため、インストール前に表で自分の機器とチェックポイントを照合してください。
モデルをサーバーとして起動し、アプリから呼び出します

1.0.8の対応構成からモデルとMacを選びます
この例ではTensorFold 1.0.8のリリースに記載されたMetal構成を使います。対応チェックポイントはMLX7 affine 4-bit、group 64形式のTensorFold/Qwen3.8-27B-MLX-4bitで、対応機器はM5 MaxとM3 Ultraです。Qwen3.8-27B用DFlash2ドラフターのIDはz-lab/Qwen3.8-27B-DFlash2です。
リリースのQualified models表とtensorfold modelsの出力を照合すると、このファイルと使用機器が対応構成か確認できます。
| モデル・チェックポイント | 形式 | 検証プラットフォーム |
|---|---|---|
| Qwen3.8-27B · TensorFold/Qwen3.8-27B-MLX-4bit | MLX affine 4-bit、group 64 · DFlash2ドラフター別途 | M5 Max, M3 Ultra · Metal |
| Qwen3.8 Flash Next | MLX affine 6-bit, group 32 | M5 Ultra · Metal |
| GLM-5.3-Flash | MLX affine 4-bit, group 64 | M5 Ultra 2台 · Metal |
| GLM-5.3 · kindlingai/glm-5.3-exlr8-k2-k3-k4 | EXLR8 home profile | M5 Ultra 2台 · Metal |
| Nemotron 3.5 Lightning 30B-A3B | MLX affine 4-bit、group 64、MTP含む | M1–M5 · Metal; GB10·RTX 3090·RTX PRO 6000 Blackwell · CUDA |
| Qwen3.5-2B · mlx-community/Qwen3.5-2B-MLX-4bit | Pinned MLX affine 4-bit, group 64 | M5 Max · Metal |
表にはTensorFold 1.0.8のMetal・CUDA構成を記載しました。MIAの別パッチ版TensorFold 0.6.xレシピはバージョンと実行経路が異なります。
モデルをダウンロードしてAPIサーバーを起動します
HomebrewでTensorFoldをインストールしてバージョンを確認します。次に指定のQwen3.8-27Bチェックポイントを取得すると、TensorFoldがモデルファイルを検証してキャッシュに保存します。
brew install ashhart/tensorfold/tensorfold
tensorfold --versionモデルの取得後、DFlash2ドラフターを指定してサーバーを起動します。既定のAPI baseはhttp://127.0.0.1:8080/v1で、--name qwen38-localがAPIリクエストで使うモデル名を設定します。サーバーの準備ができるとターミナルにlistening状態が表示されます。この画面を開いたまま、別のターミナルからリクエストを送ります。
tensorfold pull TensorFold/Qwen3.8-27B-MLX-4bittensorfold serve TensorFold/Qwen3.8-27B-MLX-4bit --name qwen38-local --drafter z-lab/Qwen3.8-27B-DFlash2 --context 4096 --parallel 1 --temperature 0
curlリクエストを送り、アプリを接続します
サーバーが起動した状態で2つ目のターミナルを開き、以下のリクエストを送ります。choices[0].message.contentに一文の回答が表示されれば、リクエストが往復しています。アプリではOpenAI互換プロバイダーを選び、base URLにhttp://127.0.0.1:8080/v1、モデル名にqwen38-localを入力します。
curl -fsS http://127.0.0.1:8080/v1/chat/completions \
-H 'Content-Type: application/json' \
-d '{"model":"qwen38-local","messages":[{"role":"user","content":"この関数の戻り値を説明してください: def first_item(items): return items[0]"}],"max_tokens":128,"temperature":0}'モデルIDが見つからないという応答が出たら、tensorfold modelsで実際のキャッシュ名を確認します。pull中にsha検証やネットワークエラーが出た場合は同じpullコマンドを再実行して不足ファイルを取得し、tensorfold info TensorFold/Qwen3.8-27B-MLX-4bitで形式と情報を確認します。起動時にunsupported familyと表示されたら、TensorFoldのバージョンとtensorfold modelsの一覧を照合してください。このモデル経路はM5 MaxとM3 UltraのMetal向けです。

用語の注釈
Metal — Apple機器でグラフィックスやGPUの並列計算を実行する低水準の技術です。
本文に戻るCUDA — NVIDIA GPUで汎用計算を行うソフトウェア基盤です。
本文に戻るチェックポイント — 学習済みモデルの重みなどを保存したファイルです。同じモデル系列でも、版や用途によって異なるチェックポイントを使うことがあります。
本文に戻るAPI — 別のコードからプログラムの機能を呼び出すための決められたインターフェースです。
本文に戻るGPU — 多くの計算を並列に処理するプロセッサーです。AIモデルの実行ではモデル計算を担います。
本文に戻るプロンプト — モデルに送る入力文です。生成モデルでは作りたい結果を説明する文になり、出力の構成や内容を大きく左右します。
本文に戻るMLX — Appleが開発する機械学習フレームワークで、Apple SiliconのCPUとGPUが共有するメモリを使ってモデルを実行します。
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よくある質問
- この記事で最初に確認すべきことは何ですか?
- TensorFold 1.0.8はMetalまたはCUDAで対応チェックポイントを実行し、OpenAI互換APIで回答を返します。Macの例では`TensorFold/Qwen3.8-27B-MLX-4bit`と`z-lab/Qwen3.8-27B-DFlash2`をダウンロードし、サーバーを起動して`/v1/chat/completions`へリクエストを送ります。対応するモデルと機器の組み合わせは限定されるため、インストール前に表で自分の機器とチェックポイントを照合してください。
