実行プログラムと拡張機能

VRAM 4GBで35Bモデルを使える?XeStrataのOrnith・llm-jp実行条件

VRAM 4GBは特定のベータ量子化ファイルでの最小経路です。モデル重みを置くシステムRAMとディスク容量も必要です。

XeStrataの4GBという数値は、Ornith-1.5 35B-A3B Q4_K_Mやllm-jp-4.1 32B-A3B Q4_K_Mなど、指定されたベータファイルに限られます。ファイルはそれぞれ約21.7GB、21.5GBで、システムRAM1は約30GBが目安です。GPU2のVRAM3が4GBあればQwen3.8 125Bやすべての量子化4ファイルを実行できるという意味ではありません。

VRAMが4GBでも、システムRAMを併用するXeStrataのベータMoE5モデルを試せます。Ornith-1.5 35B-A3Bと日本語向けllm-jp-4.1 32B-A3Bのファイルサイズ・RAM条件を比べ、対応ファイルを選んで最初の質問を送ります。

実行条件と要点
  • 4GBの最小値は指定されたベータQ4_K_M経路に適用されます。他の量子化ではメモリ要件が異なります。
  • Ornithとllm-jpのQ4_K_Mファイルは約21.7GB・21.5GBで、RAMは約30GB必要です。
  • この2系列はテキスト専用のベータ経路です。マルチGPUやIntel内蔵GPU向けの構成ではありません。

4GB条件に合うファイルを選ぶ

XeStrataのREADMEでは、ベータモデルごとにダウンロード容量、RAM、最低VRAMが別々に記載されています。4GBとされているのはOrnith-1.5 35B-A3B Q4_K_Mとllm-jp-4.1 32B-A3B Q4_K_Mです。ファイルは約21.7GBと21.5GBで、どちらもRAMは約30GB必要です。

READMEには、より小さいコミュニティ再現ファイルも掲載されています。GSQ-RCO-3BITは13GB・RAM22GB・最低VRAM 4GBですが、MTP6 layerはありません。標準の公式Q4_K_Mとはファイルの出所とMTPの有無が異なります。上位の選択肢はQ5_K_Mが25.3GB・34GB・6GB、Q6_Kが29.2GB・38GB・6GB、Q8が37.8GB・46GB・6GBです。

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VRAMの数値とモデル容量・システムRAMの条件をそれぞれ確認します。

日本語利用とモデル系列の試用、どちらを優先しますか?

日本語の文書やチャットが目的なら、llm-jp-4.1 32B-A3B Q4_K_Mをまず検討します。READMEではファイル21.5GB、RAM約30GB、最低VRAM 4GBとされています。BF167はファイル64.3GB、RAM73GB、VRAM最低8GBなので、同じ4GB構成には入りません。

Ornith-1.5 35B-A3B Q4_K_Mも同じRAM・VRAM基準で記載されています。より大きい量子化ファイルは4GBの選択肢ではないため、モデルを変える前に該当するQ4_K_Mと短い入力で実行できるか確認すると判断しやすくなります。READMEでは両系列ともbeta、text-onlyと分類されています。

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モデル系列と日本語での利用目的に合わせて候補を絞ります。

ダウンロード前にPCのメモリとインストール経路を確認する

XeStrataはUbuntu 26.04とFedora 44向けのディストリビューションパッケージを提供しています。モデルファイルは約22GBなので保存先に空きを確保し、システムRAMが約30GB利用可能か確認してください。起動中のアプリがRAMを使うため、実際の空き容量は搭載量より少なくなります。

これはベータ経路です。READMEによると、一部の低メモリカード確認は実カードではなく、B70のVRAM上限とXMX経路を制限して行われました。手元のGPUで4GB実行が再現済みという意味ではないため、自分の環境でセットアップと短い初回生成を確認してください。

インストール後、短い質問でメモリの余裕を確認する

ディストリビューションに合うリリースパッケージをインストールし、xestrata --setupを実行します。検出されたGPUを確認し、Ornithまたはllm-jpのQ4_K_Mを選びます。ダウンロード前に表示されるRAM推奨値とファイル容量を上記と照合してください。

インストール後にモデル設定を開く
xestrata --setup

最初の生成は短い日本語の質問か、1~2文の要約依頼から始めます。ブラウザでhttp://127.0.0.1:8095を開き、回答が完了してターミナルにメモリエラーがなければ基本実行を確認できます。量子化やコンテキスト長を変えたときに比べられるよう、入力文を保存しておくと便利です。

画面が空白のモニター、デスクトップタワー、RAMモジュールの作業台
短い初回生成が完了するか確認してから、常用するか判断します。

最初のエラーがRAM不足か非対応経路かを切り分ける

xestrata --setupがGPUライブラリを見つけられない場合は、xestrata --checkのデバイス名とgfxコード、使用中のディストリビューションをREADMEの対応表と照合します。AMDでは、そのgfxコード向けのrocBLASがディストリビューションに必要です。インストール後もセットアップが開かない場合は、ターミナルの最初のエラー行と~/.local/state/xestrataのログを確認してください。

RAM不足なら他のアプリを終了して再試行し、改善しなければREADMEで同じ4GB経路により小さい候補があるか確認します。該当する小さなファイルがなければ、RAMを増やすか小型モデルへ切り替える判断になります。Q4_K_Mで短い質問が最後まで返るかを基準に、常用できるか決めましょう。

用語の注釈

  1. システムRAM — プログラムの実行中にデータを一時保存するシステムメモリです。

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  2. GPU — 多くの計算を並列に処理するプロセッサーです。AIモデルの実行ではモデル計算を担います。

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  3. VRAM — グラフィックカードのGPUが使うメモリです。モデルの重みや計算途中の値を保存します。

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  4. 量子化 — モデルの重みや計算値を少ないビット数で表し、保存容量やメモリ使用量を減らす方法です。表現が粗くなるため、精度にも影響することがあります。

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  5. MoE — 複数の専門家サブネットワークから入力に応じて一部を選ぶモデル構造です。総パラメータ数と1トークン処理時に有効な数は異なることがあります。

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  6. MTP — 複数の将来トークンを一度に予測する学習目標、またはそれを行うモデル構成です。投機的デコーディングでは、その予測を候補トークンとして提案できます。

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  7. BF16 — モデルの数値に使う16ビット浮動小数点形式です。指数部はFP32と同じ幅で、同程度に広い値の範囲を表せます。

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よくある質問

この記事で最初に確認すべきことは何ですか?
XeStrataの4GBという数値は、Ornith-1.5 35B-A3B Q4_K_Mやllm-jp-4.1 32B-A3B Q4_K_Mなど、指定されたベータファイルに限られます。ファイルはそれぞれ約21.7GB、21.5GBで、システムRAMは約30GBが目安です。GPUのVRAMが4GBあればQwen3.8 125Bやすべての量子化ファイルを実行できるという意味ではありません。
必要なメモリはどのくらいですか?
XeStrataのREADMEでは、ベータモデルごとにダウンロード容量、RAM、最低VRAMが別々に記載されています。4GBとされているのはOrnith-1.5 35B-A3B Q4_K_Mとllm-jp-4.1 32B-A3B Q4_K_Mです。ファイルは約21.7GBと21.5GBで、どちらもRAMは約30GB必要です。